QuickTileでUbuntuのウインドウを整列させる
この記事を読んで出来ること
Ubuntuで左上1/3にブラウザ、左下1/3に別のブラウザ、真ん中にエディタ、右1/3にターミナルみたいなのができるようになります。
QuickTileについて
QuickTile
ssokolow/quicktile - Github
X11で使える、ウインドウをタイル状に整列させるツールです。Pythonで書かれてます。
Linuxのタイル型ウインドウマネージャといえばi3wmがあります。
i3wmと比較すると、QuickTileはGnome上で動作するウインドウ操作ツールのような立ち位置なので、
これまでと操作性を大きく変えることなくウインドウを並び替えるときだけQuickTileを使うことができます。
インストール
インストールの方法は公式で3つ用意されています。
- pip3でインストールするか、
- コードを持ってきて
install.sh
というシェルスクリプトを実行するか、 - コードを持ってきて、毎回
quicktile.sh
を実行するか
です。
3番目の方法であれば、試してみて消したくなったときもディレクトリを消すだけでよいので、
シンプルだったので3番目を選びました。
適当なディレクトリに移動して (私は ~/src
というディレクトリを作っているのでそこに入れてます)
git cloneするだけです。
$ cd ~/src
$ git clone https://github.com/ssokolow/quicktile.git
$ cd quicktile
$ ./quicktile.sh # 1回目はconfigファイル生成のため
$ ./quicktile.sh --daemonize # --daemonizeでconfigをもとにキーバインドできる
で実行できます。
初回のみconfigファイルがないと ~/.config/quicktile.cfg
に作ってくれるようです。
設定・使い方
以下の設定で使用しています。
[general]
cfg_schema = 1
ModMask = <Ctrl><Alt>
MovementsWrap = True
ColumnCount = 3
[keys]
Z = bottom-left
X = bottom
C = bottom-right
A = left
S = center
D = right
Q = top-left
W = top
E = top-right
デフォルトの設定だと、KP_1がbottom-leftに割り当てられているのですが キーパッド(=テンキー)がないキーボードを利用しているためにこの形で移動するようにしています。
QWE
ASD
ZXC